幻のメコンオオナマズを求めてドラハンチームが向かったのはベトナム。往復22,000円のベトジェットエアに乗り込み、ほぼノープランだったが母なるメコン川にたどり着いた一行は、手を変え品を変え場所を変えたがノーフィッシュ…。さあどうなる3日目!?
その1を読んでない人はこちらをどうぞ↓
3日目。大渋滞を経て、釣り堀に到着
ガイドのウェンさんの運転で、ホーチミン中心街から約30キロ離れたピンチャン地区にある釣り堀へ。朝も昼も晩もスクーターとクルマで渋滞しまくりの道をひたすら移動していく。
釣り堀の情報は、「ベトナム100倍速」というブログを運営されている釣り好き日本人、朝日さんからゲット。ありがとうございました。
俺と上岡くんは前日に一応魚を釣っているけど、テッペイさんは丸ボウズ。だけど釣り堀だからなんとかなるでしょ、ってことで大荷物を広げて準備スタート。
朝日さんによると、ここはナマズとライギョが釣れるらしい。大きめの池が6~7つあって、移動は自由。ルアー釣りでもエサ釣りでもOKとレギュレーションはゆるめだ。
数分ごとに起こる激しいボイルの正体は・・・!?
「ジャバジャバジャバジャバ!!」
準備をしていると、池のあちこちで水面が沸き立つ。地元アングラーに混じってルアーをキャストしていた上岡くんが1尾目を掛けた直後、テッペイさんにも俺にもヒットした。
ボイルした周辺にルアーを投げまくると、ガツンという衝撃とともに猛烈なファイト。
だけど100%スレ掛かりだった。カチャーは肉食ではないようで、ルアーが邪魔なのかすごい勢いで体当たりしてきた。
「あ~、気持ちいい」。靴を脱ぎ、靴下を脱いでレジャーシートに座り込んだテッペイさんが隣の池にバイブレーションをキャスト。
「お? 食った食った!」。
上がってきたのは…。
「まだやり残したことがある」。ボウルを手にしつつ、テッペイさんは言った
メコンオオナマズを釣るべく、国内外の練りエサを入手していたドラハンチーム。残念ながら本命はキャッチできなかったが、カチャーでカタキを取ろうということに。
「ベトナムのエサは、ケーキみたいな匂いがするぞ」と、ボウルに入ったエサを素手でこねるテッペイさん。吸い込み釣り歴35年以上というだけに、手際よく仕掛けを池に投げ込んだ。
「チリンチリンチリン!」。テッペイさんが竿先に取り付けた鈴が鳴り響く。「そろそろかな…」と言いつつ渾身の力でフッキング!
ひとまずミッション達成。しかし予想外のトラブル…
夕食後に街をブラついていると、1台のスクーターが猛烈な勢いで逆走してきたかと思うと、なんと上岡くんのアイフォンをひったくっていった。ドラハンチーム、万事休す!
その3へつづく…。