三重県は、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため職員の時差出勤や、県立美術館などの文化施設を当面の間、休館することを発表しました。
27日に発表された補正予算案では、新型コロナウイルスの対策費用として約6160万円が計上されました。
感染の疑いのある患者の受け入れに協力する医療機関に対し、空気清浄機の設置費用を約90万円を上限として補助するほか、すべての県立学校で消毒液などを購入する費用も盛り込まれました。
また、28日から公共交通機関を利用して通勤している職員を対象に、通常の時間より30分から1時間、勤務時間をずらす時差出勤を実施することにしました。
このほかに感染の防止対策として、県立図書館、県総合博物館、県立美術館、斎宮歴史博物館を29日から3月15日まで休館すると発表しました。