今季から久保裕也がプレーするMLSは全チームのユニフォームをadidasが一括供給している。
懐かしの「EQT」を復活させた今年のユニフォームはオシャレな仕上がりが話題だ。
「EQT(肩の太いスリーストライプ)」はadidasが1991~94年ごろに使っていたデザインで、それが復刻した形。
ここでは、『Soccerbible』による「adidasのEQTユニフォーム、BEST10」を見てみよう。
バイエルン・ミュンヘン(1992~94)
全選手にXXLサイズのユニフォームが支給されていた時代。ダボダボすぎた場合にはクラブエンブレムが隠れてしまうこともあった。
90年代初頭はサッカーユニフォームのデザインが美しかった時代。バイエルンも数年続けて、EQTのホームユニを提供された。パンツにもストライプがつながっている。
マルセイユ(1991~94)
青のストライプが映えるクリーンな白のマルセイユは、史上最高のEQTユニのひとつだった。
adidasのロゴを中央に配置し、トリコロールな襟にした一着はウィナーだ。
アイルランド代表(1993)
アメリカ代表(1993-94)
スポンサーロゴがない代表ユニでは、より一層右肩のEQTデザインが映える。
頭がすっぽり入ってしまうくらいデカい袖幅は、これぞ懐かしのユニフォームという要素だ。
日本代表(1992)
スウェーデン代表(1992)
スポンサーロゴがない代表ユニは、背番号が中央寄せになることでもレトロ感を感じさせる。
日本代表の3本線の中央にあるadidasのパフォーマンスロゴはちょっと素敵なタッチ。
リヴァプール(1991~93)
この時期とデザイン、そして、「Candy」と「Carlsberg」という最も象徴的かつ美的なスポンサーが助けになったことは間違いないが、この2着はリヴァプール史上最高のユニフォームだ。
ヴォルフスブルク(1992-93)
シュトゥットガルト(1992-93)
煌めくようなヴォルフスブルク、2色の強烈なコンボのシュトゥットガルト、adidasのEQTロゴも存在感を放っている。
現在のEQTロゴはよりライフスタイルに焦点を当てたものになっているが、90年代初頭はユニフォームだけでなくスパイクデザインにも使用される“パフォーマンス”アイコンだった。
アーセナル(1993-94)
レンジャーズ(1992-93)
オリジナルのEQTロゴは肩のスリーストライプだが、adidasは主要なクラブのユニフォームで他のバリエーションも見せた。
アーセナルはストライプがほぼつながっており、レンジャーズは両肩に縦のストライプが入っている。