壱岐・一支国博物館 開館10周年 紅白まんじゅう配布

来館者に紅白まんじゅうを渡す一支国博物館のスタッフ=壱岐市、一支国博物館

 開館10周年を記念し、長崎県壱岐市芦辺町の市立一支国博物館(須藤正人館長)は2月29日、来館者に紅白まんじゅうの配布を始めた。15日までの土、日曜の計6日間で、各日先着150人。
 土曜は、赤と白の生地のふっくらとした食感のまんじゅうで、日曜は赤一色のもっちりとしたまんじゅうを配る。受け取った石田町の公務員、久原孝之さん(46)は「イベントや映画があるのでよく来る。子どもたちが遊べるのがいい」と博物館の魅力を語った。
 博物館は2010年3月14日に開館。国特別史跡の原の辻遺跡からの弥生時代の出土品など約2千点を展示している。
 14日のセレモニーは、新型コロナウイルスの影響で中止する。

© 株式会社長崎新聞社