スポーツ走行のためだけじゃない! VW・アウディ・ミニの乗り心地が大幅にアップするボディ補強|イシカワエンジニアリング【Vol.3】

もともとボディ剛性の高い欧州車をさらに鍛えると!?

第1回のブレーキパッド、第2回のアルミホイールと、VW、アウディ、BMWミニの魅力をアップさせるアフターパーツを紹介してきたが、次はもっと走りに関連したパーツをご紹介したい。

イシカワエンジニアリング F56 MINI用

そもそも国産車と比べるとボディ剛性が高く、ガッシリした乗り味や高い直進安定性などが魅力と言われてきた欧州車。それは現行のモデルでも変わることのない美点のひとつとなっている。とはいえ、本国では大衆車としてのポジションも担うポロやゴルフ、A3にミニといったコンパクトモデルについては、残念ながらかけられるコストの上限も決まっており、すべてが完璧な状態になっているというわけではない。そんなあと一息の部分を補って、よりボディ剛性を向上させてくれるのがイシカワエンジニアリングのオリジナルブランド「iSWEEP」のブレースキットというわけだ。

イシカワエンジニアリング POLO 6R GTI

ボディ補強と聞くと「自分はサーキット走行やスポーツ走行はしないから関係ない」と思われる人もいることだろう。しかし、ボディ補強はスポーツ走行をしないユーザーにとっても非常にメリットの多いチューニングのひとつなのである。

ボディがしっかりする→サスペンションが良く動く→乗り心地が良くなる!

イシカワエンジニアリング POLO 6R GTI

クルマの乗り心地に大きく影響する部分としてはサスペンションが挙げられる。路面の凹凸などをスプリングがうまく吸収し、ショックアブソーバーがその動きを制限することで大きな衝撃を車内に伝えず、ドタバタと跳ねることも抑制してくれているというわけだ。

イシカワエンジニアリング iSWEEPサスペンションシステム

しかし、これはあくまでサスペンションがうまく仕事をしてくれていればこそであり、例えばクルマ自体のボディ剛性が高くないとサスペンションで吸収するべき衝撃をボディが支え切れず、結果的にサスペンションがうまく機能せずに乗員に不快な振動を伝えてしまう、ということが起こりえるのである。

そのため、サスペンションが本来の仕事を全うできるようにボディ剛性を高めることで、サスペンションが滑らかに動いて乗り心地が向上するという仕組みなのだ。

スポーツ走行をするユーザーにとっても操縦安定性が向上することはもちろんだが、フルノーマルな車両に装着してもその効果が実感できる変化が現れるから、愛車の乗り心地をもっと向上させたいと考えている一般的なユーザーにもぜひオススメしたいアイテムとなっている。

VW・アウディ・ミニの弱い部分を効果的に補強することでボディを補強

イシカワエンジニアリング ゴルフ7/アウディS3(8V)用

ただ一口にボディ補強といっても、闇雲に補強パーツを装着するのではコストばかりがかさんでしまうし、レーシングカーのように室内にジャングルジムのようにロールケージを張り巡らすのも日常的に乗るクルマとしては現実的ではない。

イシカワエンジニアリング ゴルフ7/アウディS3(8V)用
イシカワエンジニアリング ゴルフ7/アウディS3(8V)用

そこでVW、アウディ、BMWミニに多くのノウハウを持つイシカワエンジニアリングが導き出したのが、フロア下に装着するタイプのブレースキットなのである。車種によって若干ラインナップが異なるが、フロントロアアームバー、センタフロアブレース(前後設定あり)、リアメンバーブレースが用意されており、高いものでも4万円台とリーズナブルな価格設定でありながら、効果はクルマに興味のない人でも分かるレベルというから驚きだ。

ボディ側の加工ナシ。すべてボルトオンでVW・アウディ/ミニの剛性をアップ!

イシカワエンジニアリング F56 MINI用
イシカワエンジニアリング F56 MINI用

また、すべてボルトオン設計で装着時に車両側に加工を要することもなく、最低地上高にもほとんど影響しないように作られているため、装着することでのデメリットは皆無。半信半疑で1か所だけブレースキットを装着したユーザーが翌週に別の部分のブレースキットを購入していったという逸話がある、と聞けばその効果がおわかりいただけるのではないだろうか。

イシカワエンジニアリング iSweep IS1500

欧州車の美点でもある高いボディ剛性をさらに向上させ、乗り心地までも大きく改善してくれるイシカワエンジニアリングのブレースキットは、愛車を長く快適に乗りたいと考えるユーザーにこそ装着してもらいたい逸品なのである。

© 株式会社MOTA