ダルビッシュ初登板で2回1失点 山口、筒香、秋山、平野も出場

日本時間3月1日、メジャーリーグではオープン戦17試合が行われ、ブリュワーズと対戦したカブスはダルビッシュ有がオープン戦初登板初先発。先頭打者アーチを浴びたものの、6つの球種を使い分け、2回1失点とまずまずの実戦デビューとなった。フィリーズ戦に先発した山口俊(ブルージェイズ)は3回1失点、ブレーブス戦に出場した筒香嘉智(レイズ)は2打数ノーヒット、パドレス戦に出場した秋山翔吾(レッズ)は3打数1安打、ロイヤルズ戦に登板した平野佳寿(マリナーズ)は1回無失点だった。

ダルビッシュは、1回表先頭の1番オーランド・アルシアに左中間への1号先頭打者アーチを浴びたが、2番ケストン・ヒウラをライトフライに打ち取り、3番アビサイル・ガルシアと4番ローガン・モリソンは二者連続で空振り三振。2回表は、先頭の5番ジェッド・ジョーコをセカンドフライに打ち取ったあと、6番ベン・ギャメルに二塁打を浴び、ビクトル・カラティーニの捕逸により一死3塁となったが、7番マーク・マティアスを空振り三振、8番キーオン・ブロクストンをショートゴロに抑え、ピンチを切り抜けた。フォーシーム、カッター、ハードカッター、スライダー、ナックルカーブ、ツーシームと6つの球種を使い分けて2回1失点。カブスは3対4で敗れた。

山口は、最初の2イニングを無失点に抑えたあと、3回表先頭の8番ニック・マルティーニに1号ソロを許し、続く9番ニック・メイトンに四球を与えたものの、後続を抑えて3回1失点。1イニングを投げ切ることができなかった前回登板からピッチングを修正し、しっかり結果を残した。ブルージェイズは6対5で勝利した。

筒香は、「5番・三塁」でスタメン出場してレフトフライ、空振り三振で2打数ノーヒット。レイズは0対12で大敗を喫した。

秋山は、「1番・センター」でスタメン出場してセカンドゴロ、ショートゴロ、センターへのヒットで3打数1安打。レッズは3対7で敗れた。

平野は、3点ビハインドの6回表に5番手として登板し、ファーストゴロ、ピッチャーゴロ、空振り三振で1イニングを三者凡退に抑える好投。マリナーズは6対9で敗れた。

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