春季全国火災予防運動(1~7日)がスタートした1日、松浦市内の松浦地区、福島地区で市消防団(谷口哲男団長)の防火パレードがあり、消防車で市民に「火の用心」を呼び掛けた。
春先は空気が乾燥し風の強い日も多く、野焼きなど野外で火を扱うことが増えることから、毎年パレードで市民に注意を呼び掛けている。今年はコロナウイルスの感染拡大に配慮し、松浦地区ではパレードの規模を例年の約半分に縮小。消防車・広報車6台、消防団員約20人が参加して実施した。
同市志佐町の市消防本部での出発式では、友田吉泰市長が「独居老人や臨時休校で家にいる子どもたちに火の用心を周知してもらいたい」、谷口団長が「松浦から火災を1件も出さないという覚悟で予防消防の啓蒙(けいもう)に努めてほしい」とあいさつした。
鷹島地区では2月28日に実施した。
「火の用心」訴え 防火パレード 松浦市消防団
- Published
- 2020/03/01 22:00 (JST)
- Updated
- 2020/03/02 14:50 (JST)
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