泉澤祐希、南沙良ら出演!諏訪のノスタルジックな雰囲気あふれる「ピンぼけの家族」。大切な家族の記憶を取り戻す物語

泉澤祐希、南沙良ら出演!諏訪のノスタルジックな雰囲気あふれる「ピンぼけの家族」。大切な家族の記憶を取り戻す物語

NHK BSプレミアムでは、3月4日に信州発地域ドラマ「ピンぼけの家族」を放送します。デジタルカメラやスマートフォンが台頭する現代。今なお、フィルムカメラで築いた誇りと文化が色濃く残る街を舞台に、青年が亡き祖母の写真を探す過程で人々と触れ合い、大切な家族の記憶を取り戻す物語です。

東京で働く斎藤祐介(泉澤祐希)は、祖母の介護を口実に仕事を辞めて帰郷したが、早々に祖母は他界。遺品から見つけたフィルムカメラを手に、祐介は亡き祖母の面影を求め、写真探しに出かけます。

このたび放送に先立って試写会と記者会見が行われ、泉澤さん、南沙良さん、丸山智己さんが登壇。作品への思いや撮影時のエピソードを語ってくれました。

主人公を演じた泉澤さんは「撮影は地元の方々を交えて非常に楽しい撮影でした」とコメント。銭湯が好きな泉澤さんは、撮影中の休日は地元の方の案内で、銭湯を巡っていたそうで、「立ったまま入る珍しい銭湯もあったりして、とても気持ちよかったです」と気になるスポットを満喫しながら撮影をしていた様子。また、ドキュメント部分の撮影の感想はという質問に対し、「自分たちはセリフをいただかないとうまくしゃべれない部分もあり、すごく難しかった。地元の方にうまく引き出していただく部分もありましたし、自分が引き出す部分もあり、そこの感覚は新しい経験になりました」と役者としても貴重な体験ができたよう。

主人公と一緒に写真を探す女子高生・宮下陽菜を演じた南さんは「昔からフィルムカメラで写真を撮るのがとても好きでした。この作品に参加させていただいたことをとても光栄に思っています」とコメント。また、諏訪には今回の撮影で初めて行ったとのことで「時間の流れがゆっくりしていて、とても心地が良かったです。諏訪湖には撮影で近くまで行く機会がありましたが、雄大で美しかったです」と諏訪の景色に心打たれたようでした。

陽菜の父・宮下洋治を演じた丸山さんは「長野県出身で、地元でドラマを撮影するのは初めての経験で不思議な気持ちでした。ゆっくりとした時間の流れや爽やかな空気感のなかで撮影できて、とてもいい経験になりました」と感想を。高台から諏訪湖を見下ろせる場所での撮影だったそうで、「撮影中の待ち時間などは、飽きずにずっと諏訪湖を眺めていました。プライベートとは違った、のんびりとした空気を感じられました」と普段以上に諏訪を堪能したようでした。

本作は写真をたどり、家族との思い出を探すドラマです。レトロなカメラや古い写真などを見ていると、どこかノスタルジックな感覚になってきます。中でも諏訪の人々に聞く当時の様子などのインタビューがとても印象的でした。視聴後は帰省したくなること間違いなしの作品になっております。信州発地域ドラマ「ピンぼけの家族」をぜひご覧ください。

【番組情報】


信州発地域ドラマ「ピンぼけの家族」
NHK BSプレミアム
3月4日 午後10:00~11:00

NHK担当 S・A

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