【F1バルセロナテスト:6日間総合タイム結果】メルセデスがタイム・周回数ともに首位。レッドブル・ホンダが2位に続く

 2020年F1プレシーズンテストが2月19~21日、26~28日の2回、6日間にわたって行われた。参加した10チーム21人のドライバーのなかで、最速タイムをマークしたのはメルセデスのバルテリ・ボッタス、2位はレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンだった。

 ボッタスがテスト1最終日に最もソフトなC5タイヤでマークした1分15秒732をテスト2で誰も上回ることなく、このタイムが6日間総合最速タイムとなった。2位はフェルスタッペンがテスト最終日にボッタスよりハード寄りのC4タイヤで記録した1分16秒269だった。

 チーム別のベストタイムは、メルセデス、レッドブル・ホンダ、ルノー、フェラーリ、レーシングポイント、マクラーレン、ウイリアムズ、アルファタウリ・ホンダ、アルファロメオ、ハースの順で並んでいる。

 合計周回数ではメルセデスの903周が最多、フェラーリ、マクラーレンがトップ3を形成した。レッドブル・ホンダは780周で5位、アルファタウリ・ホンダは769周で6位だった。

バルテリ・ボッタス(メルセデス)

■2020年第1回&2回F1バルセロナテスト総合タイム結果(2月19~21日、26~28日)

Pos Driver Team Time(tyre) Day

1 バルテリ・ボッタス メルセデス 1’15.732(C5) day3

2 マックス・フェルスタッペン レッドブル・ホンダ 1’16.269(C4) day6

3 ダニエル・リカルド ルノー 1’16.276(C5) day6

4 シャルル・ルクレール フェラーリ 1’16.360(C5) day6

5 ルイス・ハミルトン メルセデス 1’16.410(C5) day6

6 エステバン・オコン ルノー 1’16.433(C5) day6

7 セルジオ・ペレス レーシングポイント 1’16.634(C5) day6

8 カルロス・サインツJr. マクラーレン 1’16.820(C4) day6

9 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1’16.841(C5) day5

10 ジョージ・ラッセル ウイリアムズ 1’16.871(C5) day6

11 ダニール・クビアト アルファタウリ・ホンダ 1’16.914(C4) day6

12 ロバート・クビサ アルファロメオ 1’16.942(C5) day4

13 ロマン・グロージャン ハース 1’17.037(C4) day6

14 ピエール・ガスリー アルファタウリ・ホンダ 1’17.066(C5) day5

15 キミ・ライコネン アルファロメオ 1’17.091(C5) day2

16 ランス・ストロール レーシングポイント 1’17.118(C3) day5

17 ニコラス・ラティフィ ウイリアムズ 1’17.313(C5) day5

18 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ 1’17.469(C5) day3

19 ケビン・マグヌッセン ハース 1’17.495(C4) day6

20 アレクサンダー・アルボン レッドブル・ホンダ 1’17.550(C2) day4

21 ランド・ノリス マクラーレン 1’17.573(C3) day5

※ピレリ発表のデータ
※C1が最もハード、C5が最もソフトなコンパウンド

■2020年第1回&2回F1バルセロナテスト チーム別合計周回数(2月19~21日、26~28日)

Pos Team Laps

1 メルセデス 903

2 フェラーリ 844

3 マクラーレン 802

4 レーシングポイント 782

5 レッドブル・ホンダ 780

6 アルファタウリ・ホンダ 769

7 ルノー 743

8 ウイリアムズ 737

9 アルファロメオ 735

10 ハース 649

※formula1.com発表のデータ

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