卒業式でも感染警戒 時間短縮や消毒液 長崎県内高校

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代表で卒業証書を受け取る生徒

 新型コロナウイルスの感染拡大が懸念される中、長崎県内ほとんどの公立高や特別支援学校高等部で1日、卒業式があった。中止した学校はなかったが、各校は卒業式の時間を短縮したり、在校生の出席を取りやめたりするなどして対応。会場にはアルコール消毒液も設置され、卒業生らはマスク姿の教職員、保護者らに送り出された。
 長崎市竹の久保町の県立長崎西高では、270人が思い出の詰まった学びやに別れを告げた。卒業式では在校生の出席を取りやめたほか、例年は各クラス代表に手渡していた卒業証書の授与を学年代表1人に簡略化したり、式歌を省略したりするなどして約20分短縮。式場の体育館入り口を開放し、席と席の間を離すなど対策に当たった。
 渡川正人校長が代表者に卒業証書を授与。玉田結唯さん(18)が別れの言葉を述べ、「私たちは令和という新しい時代に立っている。将来へ新たな誓いを立て、自分の道を切り開き、新しい時代を生きていこう」と呼び掛けた。
 県教委によると、公立高の卒業生は8507人(全日制8172、定時制150、通信制185)、特別支援学校高等部は248人=いずれも1月6日現在=。

新型コロナウイルス対策でアルコール消毒をする保護者ら=長崎西高