男心の哀愁歌う新曲 諫早出身の演歌歌手 松尾雄史

新曲「俺の花」のヒットを目指す松尾雄史=長崎新聞社

 デビュー8周年を迎える諫早市出身の演歌歌手、松尾雄史(28)が、9枚目のシングル「俺の花」をリリースした。長崎新聞社を訪れ、「前作『すず虫』と同様、男の哀愁を歌った曲でヒットへの手応えを感じる。さらなる飛躍を目指したい」と力強くPRした。
 松尾は180センチの長身と爽やかな笑顔が印象的。現代的なルックスながら硬派な内容の演歌を歌うギャップに魅了されるファンも多い。
 「俺の花」は愛する人を花にたとえ、「俺の花 俺の花 せめて心の庭に咲け」と別れる運命を嘆く曲。「感情を込めすぎると暗く重たい雰囲気になってしまうので、あえて淡々と歌詞が聴き手に伝わるような歌い方を心掛けた」
 カップリング曲はドラマチックなアレンジが特徴の「北の旅立ち」。作曲はともに氷川きよしを発掘した水森英夫が担当。「子どもの頃から演歌一筋に取り組んできた。紅白歌合戦への出場を目指したい」と目標を語った。
 「俺の花」(日本クラウン)は1350円。

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