地元ではつらつ 西武・水口 プロ野球オープン戦

地元ではつらつとした姿を見せた西武・水口=県営ビッグNスタジアム

 長崎市の県営ビッグNスタジアムで行われた西武-DeNA戦で、西武の水口(大村工高出身)が七回の守備から「6番・三塁」で出場。はつらつとした姿を地元で見せた。プロ8年目の30歳は「せっかくだから楽しもうと臨んだ。ヒットが出なかったのは悔しいが、とにかくアピールを続けたい」と振り返った。
 ビッグNでのプレーは独立リーグの長崎セインツ在籍時以来、約10年ぶり。八回の初打席は外角の直球に合わせて快音を響かせたものの、惜しくも左飛に終わった。守備機会もなかったが、無観客の中で声を出して盛り上げ、勝利が決まるとハイタッチでチームメートと喜び合った。
 育成からはい上がり、2017年に56試合出場で2割8分0厘と数字を残したが、ここ2シーズンは出番を減らして無安打。勝負の年に向けて「開幕時はもちろん、1年間ずっと1軍に居続け、チームの日本一に必要とされる選手になる」とさらなるレベルアップを誓っていた。

 


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