『ミッドサマー』のアリ・アスター監督も影響を受けたパラジャーノフ監督作を独占配信スタート!

アップリンクのオンライン映画館「アップリンク・クラウド」では、巨匠セルゲイ・パラジャーノフ監督の名作4本(『火の馬』『ざくろの色』『スラム砦の伝説』『アシク・ケリブ』)の独占配信を、3月1日より開始をした。

パラジャーノフの鮮やかな色彩と様式による作風は、世界映画史上、他に類がなく、フェリーニ、パゾリーニ、ゴダール、タルコフスキー、スコセッシなど、世界中の監督たちに多大な影響を与えた。

現在大ヒット公開中の『ミッドサマー』のアリ・アスター監督も、パラジャーノフ作品の美しく神秘的な世界を『ミッドサマー』の舞台であるスウェーデンの村をデザインするにあたり参考にしたと語っている。

アップリンク・クラウド ”セルゲイ・パラジャーノフ監督特集”

https://www.uplink.co.jp/cloud/features/2260/

■全4作品パック:1,500円/30日間

■単品購入:500円/72時間

[4作品紹介]

1.『火の馬』(1964年/96分)

文豪ミハイル・コチュビンスキーの「忘れられた祖先の影」を原作に、一途な恋愛の末の悲劇を描く。

2.『ざくろの色』(1969年/71分)

コーカサスで最も尊敬されている詩人、サヤト・ノヴァの悲恋の物語を絵画とパントマイムで描く。

3.『スラム砦の伝説』(1984年/86分)

グルジアの民話に基づいた残酷で不思議な歴史絵巻。※ロシア語ボイスオーバー付き

4.『アシク・ケリブ』(1988年/77分)

ロシアの詩人ミハイル・レールモントフ原作の冒険に満ちた恋物語。

〈セルゲイ・パラジャーノフ〉

1924年、ソ連当時のグルジア(現ジョージア)に生まれたアルメニア人映画監督。1947年以後、数回に渡り投獄され、強制労働により不自由な生活を強いられながらも、監督や脚本家としてだけではなく、画家や工芸家としても素晴しい作品を残した。1990年に死去した後も、年ごとに評価が高まっている。

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