Space BD、豪州の大学の超小型衛星プロジェクトにおいてISS「きぼう」からの衛星打上げ放出サービスを提供

Space BD株式会社は、オーストラリアのカーティン大学と打上げサービス契約を締結し、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」から超小型衛星2機を放出することが決定しました。

カーティン大学は「Binar-1」「Binar-2」と名付けた超小型衛星(キューブサット:それぞれ1Uサイズ、3Uサイズ)を開発しています。2機のキューブサットはカーティン大学の創立後初めて打上げられる衛星であり、さらには西豪州としても歴史上初めて打ち上げられる衛星となります。

また、Space BDは国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟からの超小型衛星放出事業民間事業者としてJAXAより選定されており、ISSを核とした地球低軌道領域の商業化に向けた事業を推進しています。

Space BDは今後、2機の超小型衛星それぞれに関する安全審査プロセス等の打上げ準備、技術要求等に関する適合性確認、放出機構への搭載、ISSへの衛星打上げ、ISS「きぼう」からの衛星放出までの一貫型打上げサービスを提供する予定となります。

Source: Space BD株式会社

© 株式会社sorae