志尊淳&“2分の1の魔法”~「こんなすてきな仕事があるんだ!」と感動しました~

志尊淳&“2分の1の魔法”~「こんなすてきな仕事があるんだ!」と感動しました~

映画「2分の1の魔法」で洋画アニメーションの声優に初挑戦した志尊さん。プライベートでも仲の良い城田優さんとの共演についても語ってもらいました。

「2分の1の魔法」は、内気な少年・イアンと陽気な兄・バーリーの兄弟が、亡くなった父をよみがえらせるために旅に出る冒険物語。このお話が決まった時は、「まさか自分がディズニー&ピクサーさんと関われる日が来るなんて思ってもみなかったので、とにかくうれしかったです」と志尊さん。さらに、志尊さん演じるイアンの兄・バーリーをプライベートでも大の仲良しの城田優さんが演じることが決まり、喜びも2倍に。2人でガッツポーズをして祝杯を上げたのだとか。

プライベートではしょっちゅう会ってはいるものの、城田さんと一緒に仕事をするのは約4年ぶり。城田さんからは、「淳ちゃんと仕事できたことがうれしい」という熱いメッセージが届いたといいます。「事務所の大先輩なのに、いつも真っすぐに気持ちを伝えてくれる城田さんの存在に、いつも助けられている」と志尊さん。今回も城田さんと一緒でとても心強かったそうです。「仕事なのでご褒美なんて言ってはいけないのかもしれないけれど」と前置きしつつ、「こんなすてきな仕事があるんだ! と感動しました」と語ってくれました。その言葉からも志尊さんの喜びが伝わってきます!

洋画アニメーションのアフレコはとても難しかったとのことで、英語の口の動きに合わせて作られているため、日本語で違和感のないようにリップシンクさせていくことは至難の業だったとか。そして、今回少し高めに声を出していたので、大声を出すシーンも苦労したようです。冒険物語なので、驚いたり叫んだりするシーンが多く、「そんなに叫ばないで~!」と途中で少し思ってしまったそう。

のどのポリープの影響で、昔から自分の声にコンプレックスを持っていたそうなのですが、予告編で聞いたイアンの声は役柄にぴったり。志尊さん自身も、今回のお仕事で少しコンプレックスが解消されたのだとか。公開が今から楽しみです!

今回は「2分の1の魔法」がテーマということで、少し不思議な世界観を出そうと、鏡を使った撮影を行いました。鏡越しの志尊さんの視線にドキッとするカットは、ぜひ、誌面でお楽しみください!

取材・文/石本真樹

【プロフィール】


志尊淳(しそん じゅん)
1995年3月5日東京都生まれ。魚座。A型。近日公開の映画「2分の1の魔法」にて、主人公の日本語吹替声優を担当。3月29日に放送されるドラマ「金魚姫」(NHK BSプレミアム)、2020年公開の映画「さんかく窓の外側は夜」などに主演。

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