菅田将暉、『シン・エヴァ』インタビューも!『ANN0』で「第45回日本アカデミー賞 授賞式」の模様を放送

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ニッポン放送では、3月11日(金)に行われる「第45回日本アカデミー賞 授賞式」の模様を『オールナイトニッポン0(ZERO) ~第45回日本アカデミー賞 スペシャル~』(同日27時~)でお届けします。

日本を代表する俳優らが一同に集まり、緊張感あふれる日本映画の祭典を、ぜひラジオでもお楽しみください!

「第45回日本アカデミー賞」注目の作品は?

"日本映画界最高の名誉"と称される「日本アカデミー賞」。45回目を数える今回は、2021年1月1日(金)から2021年12月31日(金)までに公開され、選考基準を満たした作品が対象となります。2022年1月18日(火)には各部門の優秀賞が発表され、「優秀作品賞」には次の5作品が選ばれました。

『キネマの神様』
沢田研二さんと菅田将暉さんがダブル主演した、松竹映画100周年記念作品。小説家・原田マハさんが、自身の家族や実体験をもとに書いた同名小説を山田洋次監督が映画化。映画を愛する一人の男・ゴウを取り巻く家族、友人たちの現在と過去を描いたヒューマンドラマです。

若き日のゴウを菅田さん、現在のゴウは志村けんさんが演じる予定でしたが、撮影中に新型コロナウイルス感染症で死去。志村さんと共演経験のある沢田さんが急遽代役を務めました。山田さんと朝原雄三さんの優秀脚本賞など、計8部門で優秀賞を受賞。

『孤狼の血 LEVEL2』
第42回日本アカデミー賞の4部門で最優秀賞を獲得した『孤狼の血』の続編作品。原作は柚月裕子さんの『孤狼の血』シリーズ三部作。

前作で新人刑事として登場した、松坂桃李さん演じる日岡秀一が主人公。広島の架空都市で、街の平和のために警察と暴力組織をコントロールしていた日岡の前に最凶最悪のモンスターが現れ、追い詰められていく姿を描きます。白石和彌さんの優秀監督賞、松坂さんの優秀主演男優賞、鈴木亮平さんと村上虹郎さんの優秀助演男優賞など、最多13部門で優秀賞に輝きました。

『すばらしき世界』
『ゆれる』、『ディア・ドクター』を手掛けた西川美和さん監督作品。今まで自身の原案をもとに制作してきた西川さんが、長編映画として初の原作ものに挑戦。直木賞作家・佐木隆三さんが実在の人物をもとに執筆したノンフィクション小説『身分帳』を映画化しました。

役所広司さん演じる主人公・三上正夫は、13年ぶりに出所した元殺人犯。人生の大半を裏社会と刑務所で過ごした三上の再出発を通して、社会の光と闇を描きます。西川さんの優秀監督賞、優秀脚本賞、役所さんの優秀主演男優賞など計7部門で優秀賞を受賞。

『ドライブ・マイ・カー』
村上春樹さんの短編小説『ドライブ・マイ・カー』を原作に、濱口竜介さんがメガホンを取り、脚本も担当。西島秀俊さんが演じる、舞台俳優で演出家の主人公・家福悠介の愛する妻が突然他界。喪失感を抱える家福が演劇祭で寡黙な専属ドライバーの渡利みさきと出会い、希望を見出していくヒューマンドラマ。

第94回アカデミー賞で、日本映画史上初となる作品賞にノミネート。ゴールデングローブ賞非英語映画賞を邦画として62年ぶりに受賞、本年度のカンヌ国際映画祭で日本映画としては史上初の脚本賞などを受賞。今回の日本アカデミー賞でも濱口さんの優秀監督賞、西島さんの優秀主演男優賞など計9部門で優秀賞を受賞しています。

『護られなかった者たちへ』
中山七里さんの同名ミステリー小説が原作。『8年越しの花嫁 奇跡の実話』でタッグを組んだ主演・佐藤健さんと瀬々敬久監督のコンビで映画化。

東日本大震災から9年後、宮城県内で凄惨な連続殺人事件が発生。容疑者として浮上したのは、別の事件での服役を終えて出所したばかりの利根泰久(佐藤さん)。震災後に変化した日常の中で護られなかった人々の悲劇を描いた作品です。瀬々さんの優秀監督賞、佐藤さんの優秀主演男優賞、阿部寛さんの優秀助演男優賞など計11部門で優秀賞を受賞。

この5作品の中から「最優秀作品賞」に選ばれるのは、どの作品でしょうか? 結果は放送をお楽しみに!

今年の「日本アカデミー賞 話題賞」は?

第3回(1980年)から創設された「日本アカデミー賞 話題賞」は、ニッポン放送『オールナイトニッポン』のリスナーが、今年話題を集めたと思う作品と俳優への投票で決まります。日本アカデミー賞全部門の中で、一般の映画ファンによって選出される唯一の賞です。

第44回(2021年)では、作品部門に『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』、俳優部門に小栗旬さん(『罪の声』)が選ばれました。

今年の「日本アカデミー賞 話題賞」は、2月24日(木)放送の『ナインティナインのオールナイトニッポン』内で最終結果が発表されました。

作品部門は、庵野秀明監督の『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が選ばれました。1995年10月から1996年3月にテレビ東京系列で放送され、社会現象を巻き起こした大ヒットアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』。テレビ版を再構築し、4部作で描いたのが『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズ。本作は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズの完結編、集大成ともいえる作品です。

『エヴァンゲリオン』シリーズの話題賞受賞は、第21回(1998年)で受賞した『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』に次いで2作目となります。

俳優部門では、まもなくフィナーレを迎える『菅田将暉のオールナイトニッポン』のパーソナリティを務める菅田将暉さんが選出。菅田さんと有村架純さんがダブル主演した映画『花束みたいな恋をした』は、『東京ラブストーリー』や『最高の離婚』などのドラマを手掛けた坂元裕二さんが脚本を担当。坂元さんが初めて手掛けた映画オリジナルのラブストーリーです。

監督は、坂元さんのドラマ『カルテット』や映画『罪の声』などで演出を担当した土井裕泰さん。偶然出会った大学生ふたりの甘い恋や、社会人になってからのほろ苦い現実を描いた作品です。

授賞式の模様を『ANN0』でオンエア

ニッポン放送では毎年、日本アカデミー賞授賞式の『オールナイトニッポン』特番を放送しており、会場の様子や「話題賞」受賞者のスペシャルインタビューをお届けしています。

今年のパーソナリティはフリーアナウンサー・荘口彰久さんと、昨年に引き続きニッポン放送・前島花音アナウンサー。当日は緊張感に包まれた授賞式の模様を余すところなくお伝えします。

オールナイトニッポン0(ZERO) ~第45回日本アカデミー賞 スペシャル~

放送局:ニッポン放送

放送日時:毎週金曜 27時00分~29時00分

出演者:荘口彰久、前島花音

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