新型肺炎 定期券払い戻し 長崎県交通各社対応

 新型コロナウイルスによる感染拡大を受けた臨時休校措置を踏まえ、長崎県交通局など各交通事業者が通学定期券の払い戻しに応じている。いずれも休校に伴い、定期券が不要になった生徒らが対象。
 長崎県交通局(長崎市)は、通常の払い戻し方法とは異なり、定期券の購入額を日割り計算して残日数分を返金。長崎自動車(同)と長崎電気軌道(同)は払戻額の計算方法は通常通り。いずれも手数料は徴収しない。
 JR九州(福岡市)は、2月28日以降で「最後に登校した日」を各駅の窓口で申告すれば、定期の販売額から既に乗車した日数分の往復運賃と手数料を差し引いて払い戻す。定期券の購入日から1年間は払い戻しに応じる。

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