毎週月～金曜日 ゆうがた5時58分から放送している奈良テレビの「ゆうドキッ！」。水曜日は「奈良にうまいもんあり！」と題して、美味しいお店を数珠つなぎで紹介していきます。今回はオリジナルアジア料理の「トゥルーチャ」さんをレポートします！
何にでもあう！絶品の自家製スパイスとは
奈良市大宮町にあるアジアンカェダイニング「トゥルーチャ」では、アジア諸国のスパイスや調味料を使ったオリジナル料理が楽しめるんです。
レポーター
「こだわりのある、オシャレなお店ですね。どうして、アジアに関わりのあるオリジナル料理を作ろうと思ったんですか？」
マスター・舛田コージさん
「２５年くらい前にインド料理屋さんの厨房に立つことになりまして、仕事を通していろんなところに食べに行くと同じようなカレーが並ぶお店ばかりで…もっといろんなスパイスを使って、いろんな料理ができるんじゃないかと思い、アジアという枠を広げてたくさんの文化や人、調味料など、いろんな面白さがあるイメージが沸いたんです。
自分でお店を開く際には○○料理という垣根を取ってアジアとし、スパイスで自由に遊んでみたいと思って始めました。」
同じスパイスを使っていても量によって味が変わってくるそう。その、自慢の料理のひとつがこちら！
この「ズランから揚げ」は、２年前の夏限定メニューだったんですが、要望に応えてレギュラーメニューしたそうです。そもそも”ズラン”とは？
マダム・舛田和美さん
「スパイスのクミンを中国語で”ズラン”といいます。こちらがクミン・胡麻・パプリカをメインに１０種類以上をブレンドした自家製スパイスです。
これをから揚げに振りかけながら食べてみてください。辛みはないので、たくさんかけても大丈夫ですよ。」
甘めの醤油ダレと白ネギのかかった鶏ムネ肉のから揚げに、クミン・胡麻・パプリカをメインにした自家製スパイスが加わって、さらに美味しくしてくれています。柑橘系のような、フワッとさわやかな風味で、お子さまも喜ぶ逸品に仕上がっています。
ズランふりかけ＜５０ｇ／４００円（税込）・１００ｇ／７５０円（税込）＞はサラダ・納豆・冷奴・炒飯にかけても美味しいですよ！
そして、もう一品！
こちらは、ミャンマー東部のシャン地方を代表する料理で、使用される麺は、お米を原料としているんです。
マダム・舛田和美さん
「ミャンマー産の干し海老、トマトを使用、ガーリックを効かせています。スープをよく混ぜて召し上がってみてください。」
辛くなく、麺もツルッとしていて食べやすく、海老の風味が口の中に広がります。マダムも現地で虜になった味なんです。
ご夫婦で毎年、アジアを旅していてインスピレーションを得て、そこで感じた感動をお客さまにも伝えたいという思いで営業されています。
モットーは「Open your Asia！～出会ったことのない味に出会ってみてください～」ということで、「人と人とが交わる場所でありたい。自分が感じたものを、２人で出会ったものを表現できれば。ぜひ１人でなく複数人で来て、楽しく食べて貰いたい。」と語ってくれた舛田さん。
気になるお店の場所は？
「オリジナルアジア料理 トゥルーチャ」は、奈良市役所の東・エムコートビルの２階です。予約制になっていますので、まずはお電話を。駐車場のことも電話で問い合わせてみて下さいね。
※この記事は取材当時の情報です。
