長野県内で初めて「新型コロナウイルス」への感染が確認された60代男性の「濃厚接触者」で鼻水やせきなどの症状が出ていた会社員は、ウイルス検査の結果、「陰性」だったことがわかりました。
県保健・疾病対策課によりますと、県内で初めて「新型コロナウイルス」に感染した松本地域の60代男性会社役員が先月20日に短時間出社した際、この会社員も出社していました。県は、症状が出ていないことからウイルス検査はせず、電話などで経過観察を続けてきました。しかし、先月29日に鼻づまりやせき、倦怠感などの症状が出たということです。
県によりますと、その後、ウイルス検査を行い、3日、「陰性」だったことがわかりました。
会社役員の「濃厚接触者」は16人で、そのうち同居している50代妻の感染が確認されています。県内でこれまで確認された感染者は2人です。