ジョルダン、法人向け経路検索プラットフォームを発表 日本版 MaaS 加速へ

ジョルダン株式会社(以下、ジョルダン)は、法人向けマルチモーダル経路検索プラットフォーム「JRD-COMPASS」のリリースを発表した。

ジョルダンが今回正式リリースを発表したJRD-COMPASSは、法人事業者向けのサービス。リリースにあたっては、新たにマルチモーダル経路検索プラットフォームを構築した。同社はこれまでタクシー・レンタカーといった従来手段のほか、シェアサイクル・オンデマンド交通・自動運転バスなど、広範な移動手段を組み込んだ経路検索を乗換案内サービスで提供してきた。その実績・ノウハウを開発に生かしたという。

JRD-COMPASSリリースの目的は、日本版MaaSの加速にあるとしている。また、多言語対応も行っており、日本語のほかに13カ国語での経路検索が可能だ。さらに交通事業者などが保有するさまざまなデータやアセットを連携させることが可能。ジョルダンは、サービスの強みについて「ジョルダン『乗換案内』やモバイルチケットなど実績のあるコンシューマ向けのサービスとの相乗効果」と掲げている。(ジョルダン プレスリリースより)

今後の展開については、地図と連携したWebサービスや、法人向けに展開している経費精算システムとの連携に取り組む予定だとしている。

© 株式会社自動車新聞社