新東名、伊勢原JCT-伊勢原大山ICが7日に開通 

7日午後に開通する伊勢原大山インターチェンジ(中日本高速道路提供)

 新東名高速道路の伊勢原ジャンクション(JCT、伊勢原市東富岡)─伊勢原大山インターチェンジ(IC、同市上粕屋)間が7日午後3時、開通する。都心部から大山までの所要時間が12分、短縮される。

 伊勢原JCT─伊勢原大山IC間は昨秋の台風19号で建築資材の調達などが遅れ、年内開通だった当初の予定から遅れた。

 開通で、市内へのアクセス向上や物流の効率化が期待される。同ICから大山阿夫利神社下社ふもとの市営駐車場までは約5キロ、日向薬師までは約4キロで市内の観光名所に行きやすくなる。また市は企業誘致を狙い、同IC周辺で土地区画整理事業の準備を進めている。

 髙山松太郎市長は神奈川新聞社の取材に「市の新たな歴史の一ページとなる出来事。伊勢原の活性化につながると待ち望んでいた」と開通を喜ぶ。

 中日本高速道路によると、新東名高速道路の伊勢原大山─秦野間13キロの開通は2021年度の予定。

© 株式会社神奈川新聞社