外務省、イタリア・ロンバルディア州の感染症危険情報引き上げ 渡航中止を勧告

外務省は3月6日、イタリア・ロンバルディア州の感染症危険情報を、「レベル3(渡航中止勧告)」に引き上げた。

イタリア北部のヴェネト州、エミリア=ロマーニャ州に、3月1日に発出していた感染症危険情報「レベル2(不要不急の渡航は止めてください。)」は、継続する。

ロンバルディア州内の10自治体、ヴェネト州の1自治体では、感染拡大防止のため、出入禁止などの措置を行っている。ロンバルディア州では感染者数が引き続き増加しており、1万人あたりの感染者数も極めて高い状況であることや、イタリア全土には2月28日、アメリカ国務省は「レベル3(渡航の再検討)」、アメリカ疾病対策センターも「レベル3(不要不急の渡航延期勧告)」を発出しており、アメリカ国務省は2月29日、ロンバルディア州とヴェネト州に「レベル4(渡航中止勧告)に引き上げたことから、状況を総合的に勘案して決定した。

在留邦人や渡航者に対しては、現地の状況が急激に悪化する可能性も念頭に、現地の最新情報の収集と感染予防に万全を期すよう求めている。

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