エンゼルス・トラウトが1号逆転3ラン 大谷ノーヒット

日本時間3月7日、マイク・トラウト(エンゼルス)に2020年オープン戦初アーチが飛び出した。トラウトはロイヤルズ戦の3回裏無死1・3塁で迎えた第2打席で右腕ホルヘ・ロペスから左中間スタンド最深部への1号逆転3ランを放った。なお、試合は4対4の引き分けで終了している。

オープン戦で16打席連続ノーアーチが続いていたトラウトだが、2020年の初アーチは打った瞬間にそれとわかる文句なしの一発だった。トラウトは今日の試合も含め、ここまでオープン戦7試合に出場して打率.333、OPS.978をマーク。順調な仕上がりを見せている。

アメリカン・リーグMVP3度、オールスター・ゲーム選出8度という輝かしい実績を誇るトラウトは、毎年オープン戦で50打席ほどプレイしてからレギュラーシーズンに突入している。ちなみに、オープン戦通算175試合での成績は打率.352(443打数156安打)、30二塁打、26本塁打、99打点となっている。

なお、この試合に「四番・指名打者」でスタメン出場した大谷翔平(エンゼルス)は四球、見逃し三振、セカンドゴロで2打数ノーヒット。オープン戦の成績は打率.083、OPS.350となった。また、アスレチックス戦に「一番・センター」でスタメン出場した秋山翔吾(レッズ)はセンターフライ、ショートへの内野安打、レフトへのヒットで3打数2安打。初のマルチ安打を記録し、オープン戦の成績は打率.300、OPS.633となっている。

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