川崎市は9日、中原区のエポックなかはらホールで、市内の高齢者施設などに勤務する従業員向けにマスクを無償で配る。重症化するリスクが高い高齢者への感染を防ぐための措置。配布は6日にも実施しており、配布枚数は両日で計5万枚を予定している。
市の調査に対し、4日までに回答のあった施設のうち、既に不足しているか、3月中にも不足する見込みのある施設約400カ所が対象。市が非常時用に備蓄しているものを充てる。消毒液(1リットル入り)も約600本を配布する。
これとは別に障害者施設などにもマスク約5万枚を順次配布する予定。