ヤンキース・田中 4回途中1安打4奪三振無失点の快投

日本時間3月9日、ブレーブスとのオープン戦に先発した田中将大(ヤンキース)は、4回途中までブレーブス打線を1安打に抑え、奪三振4、無四球、無失点という好投を披露した。ヤンキースは、田中から始まる7人の投手による継投でブレーブス打線をわずか2安打に封じ、1対0で完封勝利。オープン戦3度目の登板を終えた田中の防御率は2.08となっている。

田中は、1回表先頭の1番ロナルド・アクーニャJr.を空振り三振に仕留めたあと、2番ダンズビー・スワンソンにライトへのヒットを許したものの、3番トラビス・ダーノウをサードゴロに打ち取って二死2塁。ここで4番アダム・デュバルから空振り三振を奪い、初回を無失点で切り抜けた。

2回表は5番ヨハン・カマルゴをショートゴロ、6番アデイニー・エチャバリアをサードゴロ、7番ヨンダー・アロンゾをショートゴロに打ち取り、内野ゴロ3つで三者凡退。3回表は8番ピーター・オブライエンをライトフライ、9番ラファエル・オルテガをファーストゴロに打ち取り、1番アクーニャJr.から2打席連続となる空振り三振を奪って2イニング連続で三者凡退に抑えた。

4回表は2番スワンソンをレフトライナーに打ち取り、3番ダーノウを見逃し三振に仕留めたところで予定の球数に達したため降板。4回途中まで許した走者は安打による1人だけで、4つの三振を奪う安定感抜群のピッチングだった。試合は6回裏にヤンキースがクリス・アイアネッタのタイムリーで先制。この1点を守り抜き、1対0で勝利した。

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