JAL客室乗務員、新型コロナウイルスに感染 同乗のCA12人が濃厚接触者に

日本航空(JAL)は、千葉県在住の客室乗務員の50代女性が、新型コロナウイルスへの感染が確認されたことを明らかにした。

JALが3月7日に保健所から受けた連絡によると、女性は2月24日に発症したことが確認され、2月25日のシカゴ発東京/成田行きJL009便(ボーイング777-300ER型機)に同乗していた12人の客室乗務員が濃厚接触者と特定された。

JL009便には、乗員16人と乗客104人の計120人が搭乗しており、客室乗務員はマスクとビニール手袋を着用してサービスを行っていた。機体の消毒はすでに実施した。この便の乗客や、それ以前の便の乗員乗客は濃厚接触者ではないと判定された。

女性は入院隔離中であるものの、咳や発熱などの症状はないという。2月10日以降、日本政府により入国が制限されている渡航歴はなかった。濃厚接触者とされた客室乗務員は、3月11日まで自宅待機を指示している。現時点では、体調不良を訴える人はいないという。

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