【新型コロナ】卒業式対応決定 湘南・西湘地域の各教育委員会

 新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた公立小中学校の卒業式簡略化を巡り、神奈川県の湘南・西湘地域で「検討中」としていた各教育委員会は、9日までに主な対応を決定した。

 湘南地域の茅ケ崎市、大磯町は小中学校ともに26日に挙行する。茅ケ崎市は小中学校とも保護者の出席は最大2人とした。小学校は教職員、在校生の出席について各校で判断、中学校は教職員のみ。大磯町は出席者などについて学校ごとに協議して詳細を決める。

 西湘地域の中井、大井町はともに当初の日程通り小学校が19日、中学校が11日に挙行する。中井町は来賓招待などをなくして参加者を減らすが、保護者の人数制限はなし。大井町は保護者の出席を1人に限定する。

 真鶴町は小学校は当初通り19日、中学校は延期して17日(当初は11日)に挙行する。ともに卒業生と教職員のみで、保護者の出席はなしとした。

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