2020年のJリーグ各項目の“1番すごい”選手は誰?

コロナウイルスの影響で開催が延期されているJリーグだが、移籍市場はいまだ動いている。さて、3月8日現在で「各項目」で一番すごい選手は誰なのだろうか?調べてみた。

身長が高い:中野小次郎(200cm)

2018年までは当時ガイナーレ鳥取に在籍していた畑中槙人が記録した203cm(のちに205cmとさらに成長)が最高であった。しかし、畑中は2019年にアルビレックス新潟シンガポールへ移籍。そして、2019年にトップに立ったのは大宮アルディージャに在籍してたFWロビン・シモビッチ(199cm)であったが、昨シーズン限りでリヴォルノへ移籍した。

2年連続で王者がいなくなった現在、これまで2位や3位だった波多野豪(FC東京)の198cmが王者を譲り受けるかと思われた。波多野は昨シーズンYBCルヴァンカップで2試合に出場。主戦場はJ3のFC東京U-23となり今後の飛躍が期待されているGKだ。

ところが、2月12日に特別指定で200cmのGK中野小次郎(法政大)がコンサドーレ札幌に特別指定。波多野はまたしても王者を逃すこととなった。

ちなみに最も身長が低いJリーガーで知られる中川寛斗、山口和樹(ともに155cm)とは45cmもの違いになる。

https://qoly.jp/2017/06/06/shortest-football-players-in-the-world-hys-1

https://qoly.jp/2017/06/06/shortest-football-players-in-the-world-hys-1

運動量が多い:井手口陽介(13.17km)

第一節のJ1に限ってだが、走行距離が最も多かったのはガンバ大阪の井手口陽介で唯一の13km超えで13.17kmだった。

2位の柴戸海(浦和レッズ)が12.79kmだったのでおよそ0.4kmも差をつけている計算になる。

スプリント回数が多い:藤春廣輝(39回)

スプリント回数で言えば、藤春廣輝の39回がトップで2位の仲川輝人が36回であり3回の差をつけている。こちらもガンバ大阪の選手で選手自体の能力もあるが、宮本恒靖監督が志向するサッカーの戦術によるだろう。

チーム全体の走行距離は121.075kmと走るサッカーで知られる湘南を抑えてトップだ。実際、井手口はスプリント回数でも30回とベスト10入りを果たしており、同じガンバの小野瀬康介が12.76kmと走行距離3位に輝いている。

体重が重い:波多野豪(97kg)

体重部門では身長のくやしさを払いのけて?波多野豪が97kgとトップだ。波多野はかつて体重94kgで登録さておりその時から一番であったが、さらに体重をプラス3kgと加え1位を死守した。

2位だった佐藤優也が93kgから90kgと3kg減、名古屋グランパスのジョーも92kgから91kgとライバルが軒並み登録体重を落とす中で増量とは恐れ入る。

最軽量は山口和樹の50kgで波多野の約1/2、波多野は山口2人分の体重がかかる。ちなみに身長1位の中野は体重90kgである。

苗字が珍しい:吹ヶ徳喜(全国人数10人)

名前の記事でも取り上げたが最も珍しい苗字は昨年は端戸仁であった。端戸姓は2020年の今調べると全国順位65,885位、全国人数およそ20人であった。https://web.gekisaka.jp/player/?33402-8773-jp

だが、今季は珍しい名前の選手が複数Jリーグ入り。徳島ヴォルティスに加入した吹ヶ徳喜の苗字『吹ヶ(ふけ)』で全国人数およそ10人と一躍トップに躍り出た。

ちなみに全国順位は82257位、三重県でみられる苗字だという。

年齢が高い:三浦知良(1967年2月26日生まれ)

年齢が高くなっても現役にこだわるJリーガーは少なくない。彼らは同じ世代の希望でもある。今年も1位は「キングカズ」、今年で53歳となる。

舞台は最高峰のJ1、1部リーグで50歳オーバーの選手が得点を決めることがあればそれは間違いなく歴史的な記録になるだろう。

ちなみにすでに最年少選手として2003年生まれの選手が少しずつ契約されてる。例えば、今シーズンから飛び級でのトップチーム昇格が決まった阿野真拓(東京ヴェルディ)は2003年8月30日生まれの16歳、カズとは37歳近い差があることになる。

2種登録ではすでに甲田英將(名古屋グランパス)の2003年10月生まれなど阿野を上回るケースもでており今後もさらに差は開きそうだ。

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