志尊淳＆“2分の1の魔法”～勇気や家族の絆の大切さを、あらためて感じられる物語～

志尊淳＆“2分の1の魔法”～勇気や家族の絆の大切さを、あらためて感じられる物語～

今回も、ディズニー＆ピクサーの最新作「2分の1の魔法」をテーマにお届けします。タイトルにちなんだ「魔法のような体験」についてのエピソードも語ってくれました。

「『2分の1の魔法』は、成長の物語だと思うんです」と志尊さん。ご自身も大切にしている“家族の絆”が描かれているということで、物語に感情移入しやすかったそう。今はとても家族仲の良い志尊さんですが、ここに至るまでにはいろいろあったということで、ご自身の体験ともリンクした部分もあったのだとか。

実際にお兄さんとお姉さんがいる志尊さんは、この映画で描かれていた“きょうだい”の関係性も「分かるなぁ」という部分が多かったそう。共感できるエピソードが出てくるたびに、「これがきょうだい、家族だからこその空気感、距離感なんだな」と感じていたようです。しかも、一緒に演じるのが大の仲良しの城田優さんということで、伸び伸びやられていたのではないでしょうか。その部分は、公開時にチェックしていただければと思います！

“かつて魔法が存在していた世界”という設定もワクワクすると志尊さん。慣れない魔法を使い、お父さんをよみがえらせるために2人の兄弟はどんな冒険を繰り広げるのか!? 「細かいディテールが本当に素晴らしいので、ぜひ注目して見ていただければと思います」と、見どころを語ってくれました。

今回、タイトルにちなんで「魔法のような体験をしたことは？」と聞いてみたところ、映画「さんかく窓の外側は夜」の撮影現場で、「結構ゾクゾクする瞬間が多かった」と教えてくれました。除霊師と霊感のある助手が事件を解決していくストーリーだけに「ちょっとした怪奇現象が起こった」と聞くと、心が落ち着かなくなってしまいますが、撮影現場自体はアットホームな雰囲気で、とても楽しかったそうです！ 志尊さん自身は不思議な体験自体はあまり怖いと思わなかったそうですが、おばけ屋敷は苦手…とのこと。驚く志尊さんも見てみたいですね！

今回の撮影では、表情の違う志尊さんが並び立つという不思議な世界観を表現しています。ぜひ誌面もお楽しみいただけると幸いです。

取材・文／石本真樹