「ばかが」と叱責 50代警部補処分 長崎県警

 県南地区の警察署に勤務する50代男性警部補が、同じ職場の20代女性職員に大声で複数回、叱責(しっせき)するパワハラ行為をしたとして本部長注意処分を受けていたことが10日、長崎県警への取材で分かった。処分は2月19日付。
 長崎県警監察課によると、警部補は昨年6月上旬から10月中旬までの間、勤務時間中にほかの職員の前で、女性を「ばかが」と複数回にわたり叱責した。女性が県警本部に被害を申し出た。警部補は「厳しい指導や注意はしたが、あくまで指導の一環。パワハラの認識はなかった。ばかという言葉を発したことは反省している」と話したという。現在、2人は別の職場で勤務している。同課は「あらためて指導を徹底したい」としている。


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