DJI、教育向け開発用RoboMaster EPを新発表

DJIは、RoboMasterの新ラインナップとしてRoboMaster EP(Education Expansion Set)を発表した。RoboMasterとは、DJIが開催する国際ロボット大会で自らロボットを組み上げ、チームを編成し戦うというe-Sportsだ。

RoboMaster EPの販売は、中国(香港、マカオ、台湾を含)、シンガポール、ロシアの教育向け代理店限定で販売を予定している。残念だが日本は含まれていない。価格は、約1,200USD(参考価格)を予定している。

RoboMaster EPEP教育開発キットの中身は、「Robo Master S1本体」、「機械式アーム」、「機械式クロー(鉤爪)」、「教材」、「Open SDK」がセットになっている。

RoboMaster EPは、Micro:Bit、Arduino、Raspberry Piなどの外部サードパーティオープンソースハードウェアをサポートしている。SDKでユーザーは自らソフトウェアとハードウェアの拡張が可能で、人工知能の研究も可能となっている。

独自に学習教材も用意されている。「RoboMaster Robotics and Artificial Intelligence」コースは、ロボット工学、プログラミング、機械、人工知能などの最先端技術分野をカバーし学習することができる。

RoboMaster 2019の様子


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