長崎大が卒業式の規模縮小

 長崎大は10日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、25日に長崎市の長崎ブリックホールで予定していた卒業式の規模を縮小し、同市文教町の同大で各学部・研究科の代表者だけで実施すると発表した。
 当初、参加者を卒業・修了生に限定して同ホールで実施する予定だったが、参加者の健康などを考慮して縮小を決めた。式の様子はインターネットで配信する予定。卒業証書などは後日、本人に郵送する。来月2日に同ホールである入学式は現時点では実施する方針。
 長崎県立大や県内の各私立大の卒業式も規模を縮小し、会場を変更するなどして実施することが決まっている。

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