「三陸鉄道カラー」車両、運行期間を9月末まで延長 叡山電鉄の応援

三陸鉄道カラーの叡山電鉄700系電車

叡山電鉄は2019年3月31日から三陸鉄道株式会社のカラーリングを施した車両(712号)を運行しています。

これは2019年3月23日(土)に久慈駅~盛岡駅の運行が一体となった「三陸鉄道リアス線」が誕生したことを記念し、「震災を乗り越えて新たな路線として出発するにあたり、少しでもお役に立てば」という思いから始まったもので、本来は2020年3月で運行を終了するはずでした。

三陸鉄道36-700形車両

しかしながら三陸鉄道は2019年秋の台風19号により被災し、一部区間の運転休止を余儀なくされてしまいました。これを受け、叡山電鉄は「三陸鉄道カラー」の車両を運行することで引き続き京都の地から応援をしていくとして、2020年9月30日(水)まで運行期間を延長します。

なお、三陸鉄道は3月14日(土)に普代~久慈間(26.1km)、3月20日(金・祝)には釜石~陸中山田間(28.9km)の復旧工事が完了し、全線運行再開予定です。

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鉄道チャンネル編集部
写真:叡山電鉄株式会社

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