住宅侵入、現金など盗む 暴走族仲間4人、被害総額1億円

大和警察署

 県警捜査3課と大和署などは11日、住居侵入と窃盗の疑いで、綾瀬市寺尾本町1丁目、無職の男(37)ら4人を再逮捕した。県警は、4人が昨年2月ごろ~同11月ごろ、県内を中心に住宅や事務所などに侵入して犯行を繰り返し、被害総額約1億300万円相当に上るとみており、追及する。

 再逮捕されたのは他に、大和市福田、飲食店従業員の男(38)、県内出身で住所不定、無職の男(38)、同市渋谷8丁目、塗装工の男(41)の3容疑者。

 再逮捕容疑は、共謀して昨年10月27日午後11時半ごろ~翌28日午前8時ごろ、横浜市泉区の造園業の男性(77)の住宅兼事務所1階の窓を壊して侵入し、現金約371万円と、記念硬貨や金庫など計約120点(約159万円相当)を盗んだ、としている。4人とも黙秘しているという。

 県警は今年1月30日、相模原市南区の80代の自営業の男性宅に侵入し、現金約47万円などを盗んだ疑いなどで4人を逮捕。同課によると、4人はかつての暴走族仲間という。

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