馬産地・日高の今をリポート! 急増するインド人労働者を巡る現状と課題に迫る

TVhテレビ北海道で3月14日に放送されるザ・ドキュメンタリー「ギリさんとインド人~馬産地日高に吹く風~」(午後0:00、北海道ローカル)では、近年、馬の調教や育成に携わるインド人が急増している北海道・日高の現状と課題に迫る。

日本有数の馬産地・日高で働くインド人が急増している。インドは長くイギリスの植民地だったこともあり、競馬産業が盛んな国だ。これまでヨーロッパや中東に流れていた彼らは今、日高の牧場や門別競馬場で共同生活を送り、収入の大半を母国の家族に送金する生活を送っている。

同番組では、日高で働くことを望むインド人を牧場主や調教師に紹介する仕事をするネパール人実業家、ビシュヌ・ギリさんに密着。ギリさんを通じて、インド人を取り巻く地域の現状や彼らに対する牧場主らの思いを浮き彫りにする。

さらに、高待遇を持ち掛けて別の牧場へとインド人をあっせんするブローカーが現れるなど、地域の新たな問題も取材。少子高齢化による人口減少で、地域産業の支え手として貴重な彼らをどう受け入れ、地域産業をどう守るべきか。転換点を迎えた日高の今に迫る。

© 株式会社東京ニュース通信社