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弱点を克服した新型バッテリー「アルティウム」の特徴
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GMの新型バッテリー「アルティウム」は、パウチ型セルをバッテリーパック内で垂直にも水平にも積み重ねることができる方式を採用。これにより、各車両のデザインに応じてバッテリーの蓄電容量やレイアウトを最適化することが可能となった。
自社開発による電気モーターは、前輪駆動(FWD)、後輪駆動(RWD)、全輪駆動(AWD)、パフォーマンスAWDなど幅広い駆動システムに対応。バッテリー容量は50~200kWhで、航続距離はフル充電で最大400マイル(640km)以上、0~60mph加速は3秒以内と推定され非常にパワフル。また、アルティウムバッテリー駆動のEVは、レベル2の直流(DC)急速充電に対応している。
一気にEV化を加速させるGMのこれからに注目
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2020年1月、サンフランシスコで一般公開したシェアリングサービス向けの電動式自動運転車「クルーズ・オリジン(Cruise Origin)」は、GMの第3世代EVプラットフォームと「アルティウム」バッテリーを採用した初の量産車として実用が開始されている。
また、今後GMは、2020年からシボレー、キャデラック、GMC、ビュイックの全ブランドで、新型EVを発表するとしており、2021年中に高速道路用ハンズフリー運転支援システム「スーパークルーズ」を10種類のモデルに導入し、2023年までには22モデルに増やす計画だ。
新型ハマー EVの発表は2020年5月!2021年生産開始
2020年5月20日に、アルティウムバッテリー搭載のハマーEV(GMC HUMMER EV)の公開を予定。GM初の電気自動車専用組立工場であるデトロイト・ハムトラミック工場にて、2021年秋に生産が開始される。
シボレー、キャデラックからも続々とEV登場
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シボレーブランド新型EVは「ボルトEV」の新バージョンを2020年後半に発表を予定。さらに、2021年夏に「スーパークルーズ」を搭載する「ボルトEUV」が発表される見込みだ。
キャデラックブランドでは、2020年4月にラグジュアリーSUV「キャデラック リリック(Lyriq)」の公開する予定となっている。