#アイシテルウンゼン 「@_sorakumo」さん大賞 雲仙市若手職員発案 フォトコン初開催

大賞に選ばれた「@_sorakumo」さんの作品(雲仙市提供)

 長崎県雲仙市の若手職員が発案、企画したフォトコンテスト「#アイシテルウンゼン」の入賞作品が決まった。「雲仙の休日」をテーマに、昨年8月から11月末にかけ、写真共有アプリ「インスタグラム」上で写真を募集。1141点の応募があり、大賞には愛野町の田園風景の中を島原鉄道の車両が走る様子をとらえた「@_sorakumo」さん(アカウント名)の作品が選ばれた。
 同コンテストは、インスタグラムを活用した発信力強化を目的に初めて実施。市は2年前から若手職員の企画力向上を図ろうと、検索サイト大手のヤフーの若手社員と連携してワークショップなどを続けており、今回の企画はその中から生まれた。
 コンテストには四季折々の風景や食べ物、イベントの写真などの投稿があり、市とヤフーの若手で審査。大賞1、準大賞2、入賞7の計10点を選んだ。
 大賞に選ばれた「@_sorakumo」さんの作品は、夕日に照らされ、水田に映る黄色い車体が“インスタ映え”する1枚となっている。「水田と夕日、ローカル鉄道といった光景は雲仙ならでは。大賞に選ばれて大変光栄」とコメントを寄せた。
 入賞作品はインスタの市公式アカウント「unzen_official」で公開している。

 

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