「アーセナル、復活のために獲得すべき3人の秀英MF」

シーズン中に指揮官交代を決断し、ミケル・アルテタ新監督を招聘したアーセナル。プレミアリーグでは中位をさまよっているが、チームが移行期にあるのは確かだ。

ここでは、『sportskeeda』による「この夏にアーセナルがターゲットにすべきMFたち」を見てみよう。

ルイス・アルベルト(ラツィオ)

ラツィオの創造主である彼は夢のようなシーズンを送っている。リヴァプールをお払い箱になった男がセリエAのスターになるストーリーは爽快だ。

リーグ首位に立つシモーネ・インザーギのチームで主軸を担っており、チーロ・インモービレとともに攻撃陣を牽引している。

素晴らしいパスを繰り出すプレーメイカーでありつつ、味方のためのスペースを作り出すオフザボールの動きも過小評価されるべきではない。

ルイス・アルベルトはプレミアリーグ復帰に興味があるはずで、それはアーセナルにとってチャンスになりうる。

フッサーム・アウアール(リヨン)

リヨンの小柄なエンジンであるアウアールもアーセナルが夏の獲得を狙うべきMFだ。

彼は生粋の「10番」ではないが、そこでプレーすることに何の問題もない。ただ、スリーセンターの左でプレーするほうが好みだ。

アルテタがポゼッションベースのチームスタイルを確立したいのであれば、タイトなスペースでのボール扱いに長けたアウアールは欲しいはずの選手だ。

さらに、21歳のMFにはペペやマルティネッリ、オーバメヤングといったFW陣を生かせるパスセンスもある。

ただ、彼はリーグアン屈指の選手として評価されており、アーセナルが獲得するためには争奪戦になるかもしれない。

ジャック・グリリッシュ(アストン・ヴィラ)

ヴィラを牽引しているこの中盤のエンジンを、アーセナルは夏の移籍市場におけるNo.1ターゲットにするべきだ。

卓越したボールスキルに加えて、ガナーズが必要としているリーダーシップも持ち合わせている。

23歳のMFは得点に絡む活躍を続けており、クリエイターだけでなくフィニッシャーにもなれることを証明してみせた。さらに、非常に粘り強く、どの試合でも全力を賭す。

ただ、マンチェスター・ユナイテッドも興味を示していることから、激しい争奪戦になるかもしれない。

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