本日ご紹介しますのは熊本市北区植木町にございます「たりとっと」さん。
野菜ソムリエのマスターさんが数十種類の野菜を使用して作るカレーが大人気のお店です。
植木町のすいかの里からまっすぐ数分進むと右手に看板が見えてきます。
最近リニューアルし外観・内装ともに大幅におしゃれになっています。
木を基調とした外観が自然とよく馴染む外観ですね。
店内はお座敷とテーブル席、そしてカウンターと多めに席が設けてあります。
はじめておじゃましたのでリニューアル前を存じ上げないのですが、常連さん曰く広くなったそうです。
ゆったりした空間が落ち着く素敵な店内です。
店内モニターにはオードリー・ヘップバーン。「ティファニーで朝食を」を上映中。
おしゃれイメージが選考してストーリーが難解めな映画ですが非常におもしろい映画となっております。
ホリー（オードリー演）・名無しの猫・ポール（ジョージ・ペパード演）の２人と１匹が雨の中抱き合いながらキスをするラストカットは映画史における屈指の名シーンです。
ホリー自身も奔放な”名無しの猫”でしたが、ようやくポールという居場所を見つけた瞬間なんですねえ。。。
オードリー・ヘップバーンが弾き語りで演奏する「ムーンリバー」もめちゃめちゃにいいです。
失礼しました。めっちゃ脱線しました。
カレーを食べに来たんでした。映画を見に来たのではありません。
たりとっとさんメニュー！
気を取り直してメニュー紹介です。
めっちゃ反射してますが心の目を開いて見てみてください。
どのカレーもセット価格で1,000円以下と非常にリーズナブル。
この日のルーはなんと３４品目の野菜が溶け込んでいるそう。
生産者のお名前までご紹介してあります。
他にもナポリタンも有名な人気メニューです。
今回は名物メニューの「野菜が煮溶けた日替わりカレー（通称：たりとっとカレー）」を注文させていただきました。
野菜のうまみが溶け込んだ絶品カレー！味わい深い一品です。
まずは前菜のサラダ。
え？前菜？？
と思わず聞き直してしまうほどのボリュームがあります。
お野菜もとても新鮮で体がデトックスされているかのよう。
酸味の効いたドレッシングがたっぷりとかかっているため”サラダ後半味しない現象”が発生しません。
お野菜はできれば避けて生きていたい僕でもおいしく最後までぺろりといけちゃいました。
スープは優しいお味。
たけのこがいいアクセントになっています。
塩分控えめですがしっかりと旨味を感じることができます。ジョッキでいけますね。
満を持して登場の「野菜が煮溶けた日替わりカレー（通称：たりとっとカレー）」です。
お野菜の彩りがきれいなアーティスティックなカレーです。
見ただけでもいろんな野菜が使われているのがわかります。
ごはん側にトッピングされた野菜は果たして「どう食べるのが正解なのか」のその疑問を胸に抱えつつ一口目をいただきます。
めちゃめちゃいい香りがします。
パプリカで花咲いちゃいますね。
いやもう本当にいろんな野菜の甘みが溶け込んでいるのがわかります。
はんぱじゃないフルーティさ。こんなカレーは食べたことがありません。
中辛なので辛みはそこまでありませんが、適度にスパイシーさを感じることができます。
辛いカレーが苦手な方でも大丈夫かと思います。
食レポで「甘い」を連呼する人をあまり信用しないようにしていますが、このカレーは本当に甘い。
味に奥行きを感じます。生野菜の食感もたのしい美味しいカレーでした。
ごはんに添えられた野菜をどう食べるか迷ったままなのが心残りですので、またおじゃましたときにお伺いしてみようと思います。
リニューアルしたたりとっとさん、ぜひいってみてくださいね〜！！
