ウエンツ瑛士、英国から直行で爆笑問題と初仕事

テレビ朝日系では、3月21日に「ニッポン視察団! 3時間SP『外国人が絶賛! 日本のコレが美味しすぎる! 最強ジャパンフードベスト30』」(午後6:56)を放送。ロンドンへ留学していたウエンツ瑛士が、爆笑問題(太田光、田中裕二)と帰国後初仕事に臨む。

2018年9月29日に放送された「世界が驚いたニッポン! スゴ~イデスネ!! 視察団」(14年10月~19年9月レギュラー放送、以降はスペシャル番組として不定期放送)をもって一旦卒業し、演劇を学ぶために英・ロンドンへ留学したウエンツが、公約どおり1年半の留学を終えて帰国。なんと帰国したその日に、羽田空港から同局へ直行し、番組の収録に参加した。

約12時間におよぶ長時間フライトの疲れも残る中、ウエンツは「めっちゃ眠いっす。(収録)スタート時点でこんなに眠いのは初めてです!」とぼやきながらも、強行スケジュールにもかかわらず持ち前のサービス精神で、以前にも増して“舌好調”なトークで番組を盛り上げる。留学前は爆笑問題と共にMCを務めていたが、今回はサプライズの外国人ゲスト枠での登場。ロンドンでの生活ぶりを明かしながら、爆笑問題と丁々発止の掛け合いを展開する。

ロンドン滞在中も田中とは連絡を取り合っていたものの、爆笑問題の2人と直接顔を合わせるのは1年半ぶりとなったウエンツ。「収録は楽しさの中にも懐かしさがあって、序盤はずっと太田さんの無駄なトークにも心がほっこりしてたんですよ。でも、やっぱり後半はキツかったです(笑)。こんなに気持ちって早く変わるものなんですね」とウエンツの毒っ気あふれる絡みを、爆笑問題も心から楽しんだようで、田中は「中身とトークの感じはビックリするくらい、何も変わってない!」と安心顔。

太田も「登場した瞬間から、違和感が全然なかった」とうれしそうに頬を緩ませ、「あとね、小ジワとか増えて、ちょっと老けた感じがした。疲れてるのかな?」と気遣うと、ウエンツは「ロンドンの生活をめっちゃ満喫しましたからね。あと、若い方がいいって言われる日本と違って、イギリスは老けることを良く受け取ってくれる国。そこを気にしなくなったからかもしれないです」と答え、太田は「なるほど、そういうことか!」と納得。田中と共に再会を喜んだ。

この日の収録には、ウエンツの後任として18年10月から番組に進行役として参加した同局の井澤健太朗アナウンサーがウエンツと初対面を果たした。井澤アナが「ウエンツさんが戻って来られたことで、後任として入った僕はどうなるか…」と漏らすと、「『いやいや、その座は譲りますよ』って言われるのを待ってる? まさに昔の俺、そっくりですよ!」とニヤリ。初対面にして井澤アナに好感を持ったようで、「結託してレギュラー放送の形を取り戻しましょうよ!」と呼びかけると、田中が「4人で一緒に番組をやりたいね」と提案。ウエンツも「僕は昔のポジションに戻るわけにはいかないですから、常に外国人ゲスト枠で参加させていただきたいです」と配慮を見せつつ、意欲的に応じた。

今回、番組では「外国人が絶賛する最強ジャパンフード」を取り上げているが、ロンドン滞在中に食べていたジャパンフードについて、ウエンツは「実はこの1年半、土地に根づくためにも、徹底して現地のものを食べるようにしてたんですよ。ただ、米だけはどうしても、ふと食べたくなっちゃって…。母親がウド鈴木さんのご実家のお米をわざわざ買って、スーツケースに詰めてイギリスまで持ってきてくれたので、それだけは食べようと。それで、オーディション前日や当日の朝といった、頑張りたい時に米、納豆、おみそ汁の3点セットを食べてました。あと、滞在中は基本的にお酒をやめていて、飲んだとしてもウイスキーばかりだったんですよ。なので、今は日本のお酒を飲みたいですね」とほほ笑んだ。

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