きょう16日(月)は、西日本~東北の日本海側を中心に大気の状態が不安定となる。広い範囲で雪や雨が降り、積雪や落雷にも注意が必要だ。
午後は、太平洋側から次第に天気が回復する予想。ただ、日中の気温は全国的に平年以下の所が多く、肌寒い一日となりそうだ。
近畿~中国・四国 太平洋側でも午前中は雪に
きょうは日本付近の上空に強い寒気が流れ込み、広い範囲で大気の状態が不安定となる。
午前5時現在、東北北部や北陸、近畿~九州北部の広い範囲で雪や雨が降っており、西日本太平洋側でも雪の所がある。
西日本は昼前後にかけて雪や雨が降り続く予想で、山沿いを中心に積雪や路面の凍結に注意が必要だ。また、落雷やひょうなどにも注意したい。
午後は、西日本では太平洋側から次第に晴れ間が戻る予想。
北日本・北陸 降雪量が多くなる所も 関東も午前中は雨降りやすい
北日本・北陸は、夕方から夜にかけて雪や雨が降り続く見込み。降り方が強まる時間帯もあり、降雪量が多くなる所もある見通し。なだれや積雪、さらには落雷やひょうなどにも注意が必要だ。
一方で、関東も午前中は沿岸部を中心に雨が降りやすくなるが、午後は次第に天気が回復する見通し。
日中 平年を下回る所多く肌寒い一日に
きょうの日中は、全国的にきのう15日(日)よりも気温が下がる所が多くなる。特に、西日本の各地は軒並み平年を下回る予想。
さらに全国的に北よりの風が強まるため、体感ではかなり寒く感じられそうだ。特に雪の降る地域では、防寒対策を万全に行いたい。
(気象予報士・保科 宗一朗)