富士山の環境保全のため、電気バスが登場
山梨県初、富士五湖エリアを運行
今回導入する電気バスは、充電した蓄電池の電力でモーターを動かすことによって走行する、ガソリンを一切使わない次世代型の車両だ。従来のディーゼルバスと比べ、排出ガスや走行騒音を大幅に抑制できる地球環境にやさしいバスとなっている。
また、反転式スロープなどを設置し、車いすの方も利用しやすいよう工夫がされている。
富士山に映えるデザイン
デザインは環境にやさしい「電気のバス」ということが一目でわかるよう、「EV-BUS」と書かれたコンセント型のバスが描かれている。そのロゴマークから伸びる枝が富士山の緑に繋がることで、自然環境への配慮を表現している。
災害時にも活躍!
なおこの電気バスの導入は、国土交通省「平成31年度地域交通グリーン化事業」に認定されており、低公害車普及促進対策費補助金の交付を受けている。
また災害時には電気バスを移動蓄電池として、LED照明点灯やスマートフォン充電、休憩所確保等にも活用するなど、地域住民や観光客を手助けする使命も担う。
電気バス概要
■導入車両:BYD製 大型ノンステップ電気バス(3台)
■航続距離:250km(フル充電時)
■バッテリー容量:324kWh