新型コロナウイルスの感染拡大ですすむ「メディア・コラボレーション」

米「NJ News Commons」の事例より

©ノアドット株式会社

社会全体が新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けているなか、メディアが「正確な情報を迅速に届ける」価値がより一層高まっています。

アメリカで今、このメディア価値を生み出す取り組みが、ノアドット利用を軸に動き出しています。

私たちは、ノアドットをコンテンツホルダーおよびキュレーターとして利用している「NJ News Commons」が、米ハーバード大学におけるデジタル・ジャーナリズムの研究機関「Nieman Lab」の取材に答えるかたちで、ノアドットを使った「メディア・コラボレーション」を語っている記事を見つけました。

Finally, the NJ News Commons and NJ College News Commons — the Center for Cooperative Media’s flagship networks of the state’s local and campus media orgs, respectively — are working together to share stories and reporting using Nordot.

※太字強調は当社。

NJ News Commonsは、アメリカ・ニュージャージー州の300媒体を束ねるメディア活動コミュニティです。「地域の情報を互いにシェアしたい」という目的をもっとも簡単に叶える手段として、今年2月よりノアドットを利用しています。 NJ News Commonsに参画する個々のメディアは、コンテンツホルダーとしてノアドットにそれぞれのオリジナルコンテンツを保管。同時に、キュレーターとしてもNJ News Commons内外のさまざまなコンテンツホルダーの記事をノアドットの記事データベースからピックアップし、読者に届けています。

新型コロナウイルスのような、地域に限定されない世界的に大きな話題についても読者コミュニティにいち早く届けるため、自社記事にこだわらず、信頼できる情報をノアドット内から見つけ出し、編成にくわえているわけです。

NJ News Commonsを立ち上げたCenter for Cooperative Mediaが発信するブログやメールマガジンでも、より詳細にノアドットの利活用が取り上げられています。

Last, the Center has been working for the last few months with Nordot to relaunch the NJ Story Exchange. Using a plugin, Nordot allows news outlets to digitally republish reporting from larger newsrooms like NJ.com and the Philadelphia Inquirer. The Nordot platform also allows news organizations to make their own reporting “republishable” and keep additional ad revenue that is generated when someone else picks up the content. The Center will have a standing feature noting what’s available in Nordot in the new COVID-19 newsletter mentioned above.

After what feels like an eternity since the tragic fall of iCopyright and RepubHub, it looks like a new tool could be the story exchange replacement we've all been waiting for.

It's called Nordot,

ノアドットでは、他メディアとの個別のコンテンツ調達交渉、契約などが一切不要なので、このように瞬時にメディア価値を高めることができ、コンテンツを使われた側のメディアもあらゆるチャネルからの流通機会を拡大できます。 特に、刻一刻と状況が変化し、かつ情報が錯綜している現状において、このようなスピーディーなメディア同士のコラボレーションは重要度を増していくと考えられます。

日本のメディアは、アメリカのような「ダイレクト・エントリー」(読者に直接トップページを訪問してもらうこと)が極端に低く、IT流通大手に自社記事流通を大きく依存していることが、ロイターのレポートで毎年示されています。 「正確な情報を迅速に」というニーズがあらゆる地域で高まっている現在は、メディアがキュレーションを通じて読者との直接的な関係構築を強化するのに最適な環境ではないでしょうか。

皆さまも是非、NJ News Commonsの事例を参考に、キュレーションによるメディア価値向上、読者との信頼関係の構築を始めてみてはいかがですか?

「Nordot Trends」のページでは、新型コロナウイルスだけでなく、いま話題のトピックを集めて表示しています。この中から自メディアの文脈に合うテーマをキュレートするのもおすすめです。