「恋つづ」上白石萌音が佐藤健と共にクランクアップ。「勇者、勇気をもらいました」

3月17日に最終回を迎えるTBS系連続ドラマ「恋はつづくよどこまでも」(火曜午後10:00)で主人公・佐倉七瀬を演じる上白石萌音と天堂浬を演じる佐藤健がそろってクランクアップを迎えた。

同作は、円城寺マキ氏の同名漫画を原作に、憧れのドクター・天堂を追いかけて看護師になった主人公・七瀬が、恋に仕事に奮闘する胸キュンラブストーリー。周囲から「魔王」と恐れられている超ドSの天堂に憤慨しつつも、真っすぐな七瀬は「勇者」のごとく、その根性で次々に起こる困難に食らいついていく。3月10日放送の第9話では、天堂から「好きって言ってもらったことがない」と不安に思っていた七瀬だったが、物語の終盤では天堂から思わぬ涙の愛の告白を受け、2人の関係性はゆるぎないものへと進展。そして最終回では、看護師長の根岸茉莉子(平岩紙)から看護留学を勧められる七瀬だが、天堂と離れたくない気持ちから踏み切れず揺れ動くストーリーが展開する。

上白石は、主演として走り抜いた3カ月半を振り返り、「私は名前ばかり最初にあって、何もできず支えていただきっぱなしだったのですが、この役と皆さんに出会って、人と関わるっていいなとか、好きな人がいるっていいなとか、自分の思いを伝えるっていいなとか、想像以上にたくさんの気付きをいただきました。勇者、勇気をもらいました」と、七瀬を演じたことで得た思いを告白。

さらに、「本当に明るい現場で、もう、一人一人のことが大好きでたまりません。どこまでも引っ張っていってくださった健さん、未熟者を導いてくださったキャスト・スタッフの皆さん、そしてたくさん力をくださった視聴者の皆さまに、心から感謝しています。『恋つづ』大好きです」と、感謝の意を伝えた。

ツンデレ医師・天堂役で世の女性をときめかせている佐藤は「今回の僕の役割は視聴者の皆さんをキュンキュンさせることだったように思いますけど、終わってみると僕が誰よりもキュンキュンさせてもらった3カ月半でした。非常に楽しかったです。そして最高にいとしい現場でした」と役を全うした今の思いを語った。

そして、「過去経験した中で最も笑いの絶えなかった現場だったように思います。何回その空気に助けられたことか。やっぱりそんな現場は、明日も来たいなあって思いますし、何より、この空気が視聴者の皆さんに伝わったんじゃないかなと思います。特に後半はハードなスケジュールでしたが、そんな顔を微塵も見せずに、最後までそんな現場を作り続けてくださったスタッフの皆さん、そして主演の上白石さんには頭が下がりますし、本当に感謝しています」と締めくくった。

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