東京ガス、住設説明書の電子化サービス拡大

東京ガス(東京都港区)は3月17日、住宅設備の取扱説明書一式を入居者や住宅事業主がスマートフォンアプリやウェブで閲覧できるようにする「トリセツ+HOME(トリセツホーム)」の対象を、これまでの分譲マンション事業主以外に賃貸住宅事業主と分譲戸建て住宅事業主にも広げると発表した。賃貸住宅は設備情報の更新などができる「アクティブプラン」も新設する。

住宅引き渡し時に入居者へ渡す住宅設備の取扱説明書一式をアプリやウェブで閲覧できるようにする。ペーパーレスで保管場所がいらなくなる他、問題発生時に簡単に情報を引き出せるようになる。賃貸住宅では入居者の入退去での紛失や破損が防止できる。賃貸住宅では設備の交換が見込まれることから、「アクティブプラン」では管理者が設備情報の戸別の更新や入居者へのプッシュ通知などが行えるようにしている。

「トリセツ+HOME」の画面イメージ

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