備蓄マスクを学童に 三浦の新聞販売店

三浦市の担当者からマスクを受け取る子どもたち=放課後児童クラブ・たんぽぽ

 神奈川県三浦市の新聞販売店「小鳥遊新聞舗」が店の備蓄マスク200枚を市に寄付し、市は17日、市内の放課後児童クラブ全4施設に配布した。市によると、16日に同店の髙梨巌代表が「放課後児童クラブで活用して」と窓口に申し出たという。

 4施設には計190人(1日現在)が在籍しているが、いずれもマスクの備蓄が十分でなく、各家庭で用意してもらうなどの対応が取られているという。放課後児童クラブ「たんぽぽ」(同市南下浦町上宮田)の女性指導員は「マスク不足で困っていた。ありがたい」と話していた。

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