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「勤務先の郵便局で切手の自腹営業を強要されている」と告発するツイートが話題となっています。この告発に対しネット上では「パワハラじゃん。完全に」「過去の不祥事に何も学んでいないようですね」などとといった声が相次いでいました。
問題となっているのは、兵庫県尼崎市内の尼崎北郵便局の「第一集配営業部 部長」が部下に送ったとされるメールの内容でした。
尼崎北郵便局は16日、「業務命令」として『携行販売(おもてなしの花)必ず販売して帰局してください。返納は受け付けません』などと書いたメールを全配達員に送信。
告発ツイートの投稿者曰く『要約すると「切手売ってくるまで帰ってくるな! 売れなかったら自腹切れ!」です』とのこと。投稿者はこれについて『見事なパワハラメールです。この会社はかんぽ生命の件を全く反省してないみたいです』と怒りを露わにしていました。
このツイートはすぐに拡散され、ネット上では「ひでぇパワハラじゃん。完全に」といった声をはじめ、
「酷すぎだわこれは。まだこんなことやってるんだ」
「今どきパワハラメールかよ……SNSに挙げられたら大騒動になるのに……」
「しかも“業務命令”って。もう命令って行為自体が不適正なご時世なのに」
「元局員ですが、8年前に辞めた時から何一つ変わってないようですね……犯人探しまでデフォな気もしますが、ご無事を祈ります」
「配達員全員ボイコットでええんちゃう? 理不尽な命令に従うことない。自腹も罰金も労基法違反」
「過去の不祥事に何も学んでいないようですね。今後も同じことを繰り返すような気がします」
「内部告発いいぞもっとやれ」
といった声が寄せられ、話題となっています。
日本郵政グループでは昨年、かんぽ生命保険の不正販売が発覚。累計2170件の契約で法令・社内規定違反が確認されたとし、『3月末にまでに調査を終え、社内処分を検討する』と発表したばかりでした。こうした問題は、販売ノルマ達成のために郵便局員へプレッシャーをかけていたことが要因であるとされていますが、今も状況は改善されることなく同じような事が繰り返されているようです。(文◎絹田たぬき)