菜の花色鮮やかに 西海・七釜鍾乳洞 「化石の森」開放

見ごろを迎えた七釜鍾乳洞そばの菜の花=西海市西海町

 長崎県西海市西海町の七釜鍾乳洞そばにある約5千平方メートルの畑に広がる菜の花が、訪れた人の目を楽しませている。20日から来月5日までは、畑から近くの巨石群「化石の森」までの散策路を開放する。
 畑を管理する地元のまちおこしグループ「西海里山倶楽部」は、新型コロナウイルスの感染拡大を懸念し、例年開いているイベントを縮小。29日にスタンプラリーや農産物販売のみの「櫻(さくら)と菜の花 春爛漫(らんまん)」を畑周辺で開く。菜の花の見ごろは4月上旬ごろまで。
 化石の森には、約3500万年前の藻類の化石を含む柱状の岩が林立。市がコスプレーヤーをモデルに、ウェブで公開中の電子書籍「CosPan SAIKAI city」に登場するなど、写真映えスポットとして人気を集めている。
 問い合わせは市観光協会七ツ釜鍾乳洞事務所(電0959.33.2303)。

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