学校で一時預かり 低学年児童ら対象、新たな受け皿に 平塚市

 神奈川県平塚市は18日、臨時休校中の小学校の低学年児童らを学校で一時預かる取り組みを実施すると発表した。自宅で1人で過ごすことが難しい子どもたちの新たな受け皿とする。

 対象は小学1~3年生約5900人と特別支援学級の小中学生約600人。23~25日の各日午前8時半から午後2時まで、児童らが在籍する小中学校全43校の教室などで教員らが見守る。利用希望は前日正午までに各校に連絡する。市教育委員会は「学童クラブの利用ができない家庭もある中で、行き場のない子どもたちや仕事を休まざるを得ない保護者のフォローが少しでもできれば」と話す。

 春休み期間中の26~31日(28、29日は除く)は、市教育会館(同市浅間町)で午前8時から午後2時まで預かる。申し込みは前日正午までに、市教委教育指導課=電話0463(35)8120=へ連絡する。

 また、子どもたちの外遊びの場として市立小28校の校庭を23日から25日まで開放する。対象は小学生のみで午後2時半から4時半まで。

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