多部未華子主演「私の家政夫ナギサさん」ポスター解禁&趣里ら個性派キャストが発表

4月14日にスタートする多部未華子主演のTBS系連続ドラマ「私の家政夫ナギサさん」(火曜午後10:00)の追加キャストが発表され、趣里、草刈民代、宮尾俊太郎、飯尾和樹(ずん)、夏子が出演することが分かった。

原作は、電子書籍サイトで連載中の四ツ原フリコ氏による同名WEB漫画。製薬会社「天保山製薬」のMRとして仕事に一直線だが、家事と恋はちょっと不器用なアラサーで独身の相原メイ(多部)と、そんな彼女の家に派遣されたおじさん家政夫・鴫野ナギサ(大森南朋)が周囲を巻き込みながら、本当の幸せを探し出すハートフルラブコメディー。メイの仕事のライバルとなる田所優太役で瀬戸康史も出演するし、そんな3人が映ったポスタービジュアルも解禁。洗濯ひもにつるされたメイ、ほほ笑むスーパー家政夫のナギサ、そしてつるされたメイを助けようとしているかのような田所の姿に、ドラマへの期待が高まっている。

そして、今回出演が発表された趣里はメイの妹・唯、草刈は、母・美登里を演じる。また、メイを応援する医薬品卸会社「しろくまメディカル」の営業課長・駒木坂春夫役でお笑いコンビ・ずんの飯尾和樹、メイがMRとして通う「肥後すこやかクリニック」の医師・肥後菊之助役でバレエダンサーの宮尾俊太郎、メイが勤める「天保山製薬」横浜支店のメンバーの行きつけである薬膳居酒屋「万薬の長」の店員・吉川かりん役で夏子が出演する。

趣里が演じる、会社員の夫と3歳の娘を持つ唯は、メイにとっては良き相談相手。メイの家が悲惨な状態になっていることを本気で心配し、ナギサをメイの家に送り込むというキャラクターだ。「チャーミングなナギサさん、必見です!」と呼びかける趣里は、「人と関わることの大切さや、家族、恋愛、仕事。毎日いろいろなことがありますが、このドラマを見て、ふと自分のことと重ねて考えられる、そんな時間をお届けできるように、精いっぱい頑張ります」と意気込みを語る。

また、家事が大の苦手で娘たちが将来仕事や生活で苦労しないようにと、愛情を持って厳しく教育してきた母・美登里は、その教育方針や言葉が、知らず知らずのうちにメイにプレッシャーをかけていることに気が付いていないという役柄。演じる草刈は「あらゆるものが目まぐるしく動いている現代社会。『どう見えたいか?』『どう見せたいか?』という価値観に支配されすぎて、『本当はどうしたいのか?』という、一番大事な問いかけを思い出すことさえ困難だと感じることがあります」と歯がゆい思いを伝え、「大森さん演じる家政夫のナギサさんは、わが道を行く生き方をしていて、実はとても成熟している人です。多部さん演じる『仕事はできるが家事が苦手』な主人公・メイと、その因子を持つ困った母・美登里。母娘共にナギサさんとの出会いがきっかけとなり、やっと自分自身と向き合えるようになっていくのではないでしょうか」と今後の展開を分析。そして、「いつもクールな役を演じることが多い私ですが、今回は今までお見せしたことがない側面を楽しんでいただけたらと思っています」と自身の新たな一面を披露できることを喜んでいる。

真剣に患者を思う姿勢や、穏やかで気さくな人柄で地域の人々から信頼され、MRのメイに対しても誠実に丁寧な対応をするクリニックの医師・肥後を演じる宮尾は、「久々のハートフルラブコメディーに出演となり、とてもワクワクしています! これから撮影を通じて、医療現場やMRとして働く人々との関わりの中で、肥後自身もどう変化していくか僕自身も楽しみです! このドラマのキャラクターに良くも悪くも影響を与えていけるような、胸キュンも大切に、すてきな人物を演じてまいりますので、よろしくお願いします!」とメッセージを寄せる。

また、食えない男だがメイには一目置いている営業課長・駒木坂を演じる飯尾は「夢と現実が入り混ざったすごく楽しいドラマになりそうで、台本を読むのが楽しみです。先々まで一気に読みたくなります」とストーリーの面白さを伝え、「主演の多部さんは、華があってキラッキラしてますね! 役の上では思いっきりえこひいきしながら相原さんを応援したいと思います」とコメント。そして、役柄に合わせて髪を切ったという夏子は「台本をいただき、原作を読ませてもらい、皆さんとお会いして、なんと温かい作品に参加させてもらえるのだろうと、心が躍っております。本読みの時から、目の前で繰り広げられるセリフとキャストの皆さんのおかしみあるお芝居に、早く放送が見たいと一視聴者としても楽しみな気持ちでいっぱいです」と作品への参加に胸を高鳴らせている。

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